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スタッフ

監督・脚本:関根光才(Kosai Sekine)

1976年生まれ。東京都出身。2005年に短編映画『RIGHT PLACE』を初監督し、翌年カンヌ国際広告祭のヤング・ディレクターズ・アワードにてグランプリを受賞。以降、数多くのCM、ミュージックビデオ等を演出し、2012年短編オムニバス映画『BUNGO~ささやかな欲望~』では岡本かの子原作『鮨』を監督。2014年の広告作品SOUND OF HONDA『Ayrton Senna 1989』ではカンヌ国際広告祭で日本人初となるチタニウム部門グランプリ等、多数の賞を受賞。国際的にも認知される日本人監督となる。本作が初の長編劇場映画監督作品となり、2018年秋には長編ドキュメンタリー映画『太陽の塔』も公開となる。現在は国内外で活動する傍ら、社会的アート制作集団「NOddIN」でも創作を続けている。

原作:本谷有希子(Yukiko Motoya)

1979年生まれ。石川県出身。00年「劇団、本谷有希子」を旗揚げし、主宰として作・演出を手掛ける。06年「遭難、」で鶴屋南北戯曲賞を最年少で受賞、08年「幸せ最高ありがとうマジで!」で岸田國士戯曲賞を受賞。02年より小説家としても活躍。05年「腑抜けども、悲しみの愛を見せろ」は三島由紀夫賞候補となり、映画化もされた。06年「生きてるだけで、愛。」は三島由紀夫賞・芥川龍之介賞候補作品となり、11年「ぬるい毒」で野間文芸新人賞、13年「嵐のピクニック」で大江健三郎賞、「自分を好きになる方法」で三島由紀夫賞、16年「異類婚姻譚」で芥川龍之介賞を受賞。最新作に「静かに、ねぇ、静かに」(「群像」18年3月号に掲載)がある。

音楽:世武裕子 (Hiroko Sebu)

葛飾生まれ、滋賀育ち。シンガーソングライター、映画音楽作曲家。Ecole Normale de Musique de Paris 映画音楽学科を首席で卒業。帰国後、映画やテレビドラマ、数多くのCM音楽を手掛ける傍ら、シンガーソングライターとしても活動を開始する。『リバーズ・エッジ』、『ママレード・ボーイ』、『羊と鋼の森』など、2018年公開映画の音楽も数多く担当している。

美術:井上心平 (Shimpei Inoue)

1974年生まれ、神戸市出身。近年の映画に『そこのみにて光輝く』(14)、『きみはいい子』(15)、『無伴奏』(16)、『オーバー・フェンス』(16)、『武曲』(17)、『幼な子われらに生まれ』(17)などがある。2017年には宇宙ステーションのセットが話題になったdTVのCM「ふたりをつなぐ物語」や、docomoとMr.Childrenのタイアップ企画「25周年ムービー」の美術を手がける。

録音:山本タカアキ (Takaaki Yamamoto)

1977年生まれ、静岡県出身。TVドラマ・映画の録音助手、スタジオエンジニアを経て、録音技師/サウンドエンジニア/サウンドデザイナーとして活動。主な作品に映画『SR サイタマノラッパー』シリーズ、『ライブテープ』(09)、『乱暴と待機』(10)、『フラッシュバックメモリーズ3D』(13)、『ローリング』(15)、『南瓜とマヨネーズ』(17)、『モリのいる場所』(18)などがある。

編集:田巻源太 (Genta Tamaki)

1982年新潟県出身。高校時代より映画製作に関わり始め、ラジオ・TVディレクターを経て、映画編集・仕上げに携わる。主な作品に『パンドラの匣』(09)、『乱暴と待機』(10)、『共喰い』(13)、『ローリング』(15)、TVドラマ「贖罪の奏鳴曲」(15)、『ハピネス』(17)、『ゾウを撫でる』(17)、『南瓜とマヨネーズ』(17)、『素敵なダイナマイトスキャンダル』(18)、『菊とギロチン』(18)などがある。

プロデューサー:甲斐真樹(Naoki Kai)

1965年生まれ、福岡県出身。96年『チンピラ』をプロデュ-ス以降、『冷たい血』(97)、『水の女』(02)、『血と骨』(04)などを手掛けたのち、05年に株式会社スタイルジャムを設立。主なプロデュース作品に『パビリオン山椒魚』(06)、『転々』(07)、『サッド ヴァケイション』(07)、『たみおのしあわせ』(08)、『色即ぜねれいしょん』(09)、『東京プレイボーイクラブ』(11)、『共喰い』(13)、『南瓜とマヨネーズ』(17)などがある。

アソシエイトプロデューサー:佐藤公美 (Kumi Sato)

立教大学卒業後、青山真治監督の映画デビュー作『Helpless』(96)で記録と衣裳を担当。『WiLdLIFe』(97/脚本・スクリプター)、『SHADY GROVE』(99/プロデューサー・脚本・スクリプター)、『EUREKA』(01/スクリプター・アシスタントプロデューサー)など。98年ブランディッシュ設立。プロデューサーとして『路地へ』(01)ほか、『エリ・エリ・レマ・サバクタニ』(05)、『接吻』(08)、『共喰い』(13)、『南瓜とマヨネーズ』(17)などでアソシエイトプロデューサーを務める。

撮影:重森豊太郎 (Toyotaro Shigemori)

東京渋谷生まれ。日本映画学校(現.日本映画大学)撮影照明科卒業。『蘇りの血』(09/豊田利晃監督)で長編映画デビュー。以降『モンスターズクラブ』(11)、『I'M FLASH !』(12)などの劇映画以外にコマーシャル、MVの撮影作品も多数。なかでもKDDI au三太郎シリーズの撮影にて2016 ACC CRAFT CAMERAMAN賞を受賞。

照明:中須岳士 (Takeshi Nakasu)

1968年大阪生まれ。日本映画学校(現・日本映画大学)第1期卒業。 26歳の時に利重剛監督作品『BeRLiN』(95)にて照明技師デビュー。その後市川準監督作品『東京夜曲』(97)にて一本立ちし、それ以降ほとんどの市川作品の照明を手掛ける。市川氏没後は山田洋次監督の『武士の一分』(06)にて日本アカデミー賞・最優秀照明賞受賞、『母べえ』(08)、『沈まぬ太陽』(09)でも優秀照明賞を受賞。 現在、日本映画テレビ照明協会・副会長兼技術部部長。

衣裳:立花文乃 (Ayano Tachibana)

東京都出身。07年よりスタイリスト・伊賀大介に師事。12年に独立、フリーのスタイリストとして映画、ドラマ、広告、MV、ディスプレイ製作などで活動している。主な映画作品に、『クローズEXPLODE』(14)、『映画 夜空はいつでも最高密度の青色だ』(17)、『STAR SAND-星砂物語-』(17)、『CINEMA FIGHTERS/ファンキー』(18)、『君が君で君だ』(18) などがある。

ヘアメイク:田中マリ子 (Mariko Tanaka)

近年の主な作品に、『ぼくたちの家族』(14)、『ふしぎな岬の物語』(14)、『ソロモンの偽証』前篇・後篇(15)、『モヒカン故郷に帰る』(16)、『殿、利息でござる!』(16)、『ちょっと今から仕事やめてくる』(17)、『忍びの国』(17)、『北の桜守』(18)などがある。

制作担当:中村哲也 (Tetsuya Nakamura)

1956年静岡県出身。79年制作進行としてキャリアスタート。商業映画、自主映画、Vシネマ、2時間ドラマなど多岐に渡り活躍。主な作品に『ELECTRIC DRAGON 80000V』(01)、『五条霊戦記』(01)、『美しい夏、キリシマ』(03)、『カナリア』(04)、『エリ・エリ・レマ・サバクタニ』(05)、『サッド ヴァケイション』(07)、『接吻』(08)、『ライク・サムワン・イン・ラブ』(12)、『共喰い』(13)、『私の男』(14)、『南瓜とマヨネーズ』(17)、TVドラマ「私立探偵 濱マイク」シリーズなどがある。