素晴らしかった。途方に暮れる津奈木の表情に身に覚えがあった。寧子の生々しさは理屈を越えていた。 生きてるだけで良いと思えることなど多いわけがないんだろうけど、途切れ途切れだったとしても、二人の人生に幸福を感じる瞬間がずっとありますように。
緩い、柔い、ピリッとした手触り。 鼻の奥がツンと、心の真ん中がポウッと。 震えてるのに暖かくて、どうしようもなく温くて、 また、生きてしまう。 さぁ、生きろ、生きろ、生きろ、生きろ!
一生離れることのできない自分と、一生離れて欲しくないひと。 主人公寧子の感情が私の中でぎゅっと一緒になる瞬間が多くありました。 、、私も朝、起きれないしなあ、、、、
ここにあるのは、耳を塞ぎたくなるような「私」語り。 寧子に身に覚えのない女は居ないだろうし 津奈木に身に覚えのない男もたぶん居ない。 いつも言葉が通じていない「私」と誰かの合間に 生きてる思いが行き交う、たった一息の間が描かれている。 それはとても美しいから、最後の一瞬まで逃さず見届けて欲しい。
近づいてくれること、手を差し出すこと、それはたぶん優しさがあれば、理解などなくても、わかろうとしなくても、できてしまうのだ。それらを心地よく思えるのは最初だけで、次第に、満たされない自分が恐ろしくなっていく。私はどうして私のことをわかってもらいたいのだろう?生きているというそれだけで、複雑になっていく自分というものが、自分自身でも抑えきれずに溢れて、だからこそ余計に、他者に、あなたに、求めてしまう。 知らないとは言えない、決して言えない欲求が、欲求のままで、誤魔化しもなく、たった一人に通じていく。この映画の、その瞬間を、愛と呼ばずに、何が愛と言うんだろう。
優しい気持ちがあるからこそ1人で抱え込んでしまう。 1人でも自分のことを理解してくれる人がいる事が大切だし 生きていく上で必要だと思わされました。
趣里さんと菅田将暉君、二人の空気や呼吸に目が離せなくなりました。 正直、鋭利な刃物で心臓刺されるくらい胸が痛かった。 でも、だからこそ美しくて涙が止まらなかった。
暗くて先も見えなくて、冷たくて、何もないのに、、羨ましくなりました。 あんなにぼろぼろになってみたい。私はそんな勇気もないなあ。 人間らしくて苦しかったです。 決して幸せなことばかりじゃないのに、羨ましいなんて。
綺麗なものを見つけるために、私たちは日々を生きているのだろうと感じました。 まだ誰にも見つかっていない、この世界の中で私の瞳が 第一発見者となって捉える、そんな綺麗なもの。 誰にも理解されなくても良いけれど、もしもそれを共感できる人がいたら その人は運命の人なのかもしれません。
素晴らしかった。途方に暮れる津奈木の表情に身に覚えがあった。寧子の生々しさは理屈を越えていた。
生きてるだけで良いと思えることなど多いわけがないんだろうけど、
途切れ途切れだったとしても、二人の人生に幸福を感じる瞬間がずっとありますように。
緩い、柔い、ピリッとした手触り。
鼻の奥がツンと、心の真ん中がポウッと。
震えてるのに暖かくて、どうしようもなく温くて、
また、生きてしまう。
さぁ、生きろ、生きろ、生きろ、生きろ!
一生離れることのできない自分と、一生離れて欲しくないひと。
主人公寧子の感情が私の中でぎゅっと一緒になる瞬間が多くありました。
、、私も朝、起きれないしなあ、、、、
ここにあるのは、耳を塞ぎたくなるような「私」語り。
寧子に身に覚えのない女は居ないだろうし
津奈木に身に覚えのない男もたぶん居ない。
いつも言葉が通じていない「私」と誰かの合間に
生きてる思いが行き交う、たった一息の間が描かれている。
それはとても美しいから、最後の一瞬まで逃さず見届けて欲しい。
近づいてくれること、手を差し出すこと、それはたぶん優しさがあれば、理解などなくても、わかろうとしなくても、できてしまうのだ。それらを心地よく思えるのは最初だけで、次第に、満たされない自分が恐ろしくなっていく。私はどうして私のことをわかってもらいたいのだろう?生きているというそれだけで、複雑になっていく自分というものが、自分自身でも抑えきれずに溢れて、だからこそ余計に、他者に、あなたに、求めてしまう。
知らないとは言えない、決して言えない欲求が、欲求のままで、誤魔化しもなく、たった一人に通じていく。この映画の、その瞬間を、愛と呼ばずに、何が愛と言うんだろう。
優しい気持ちがあるからこそ1人で抱え込んでしまう。
1人でも自分のことを理解してくれる人がいる事が大切だし
生きていく上で必要だと思わされました。
趣里さんと菅田将暉君、二人の空気や呼吸に目が離せなくなりました。
正直、鋭利な刃物で心臓刺されるくらい胸が痛かった。
でも、だからこそ美しくて涙が止まらなかった。
暗くて先も見えなくて、冷たくて、何もないのに、、羨ましくなりました。
あんなにぼろぼろになってみたい。私はそんな勇気もないなあ。
人間らしくて苦しかったです。
決して幸せなことばかりじゃないのに、羨ましいなんて。
綺麗なものを見つけるために、私たちは日々を生きているのだろうと感じました。
まだ誰にも見つかっていない、この世界の中で私の瞳が
第一発見者となって捉える、そんな綺麗なもの。
誰にも理解されなくても良いけれど、もしもそれを共感できる人がいたら
その人は運命の人なのかもしれません。